« ワールドカップにあやかって | メイン | 「企業サイト、5割に「穴」 コンサル会社が『侵入』調査」というニュースを読んで(1) »

NINTENDO DS ブラウザを使ってみて

えー、これがIT業界のお話なのかはわかりませんが、気になるコメントがいろいろなところであったので、試してみました。

まず、巷にあふれたうわさ、「Ajaxが使える」これはガセねたでした。
これには結構期待していたので残念です。これでGmail でメールをチェックするという野望は早くも打ち砕かれました。

担当者はDHTMLとAjaxを勘違いしてしまったんでしょうか?

一通り触ってみての感想
○起動時間の早さが良い!
○携帯ではダメだったサイトも使える
(↑フルブラウザなのだから当たり前ですが、やっぱりいい!)
○SSL対応 ショッピングも問題ない
×容量の大きいサイトにアクセスするとフリーズする。
×無線LANのない環境では使えない
(↑当たり前ですが携帯とは大違いです)

携帯とPCのいいとこ取りをしているような感じですが、見ようによっては携帯とPCの悪いとこ取りをしているような感じでもあります。

手軽にどこでも(無線LAN環境のみ)アクセスできて、ほとんど制限が無くいろいろなサイトが閲覧できるという意味では、携帯とPC双方のいいとこ取りです。

しかし、現状は「無線LANの環境」というのは「携帯の圏内」というエリアに比べて圧倒的に狭く、「どこでも手軽に」という特性は携帯に遠く及びません。また、ほとんど制限が無くサイトが閲覧できるとは言え、Ajaxが使えなかったり、容量の大きなサイトやプラグインが必要なコンテンツは閲覧できないなどの制限があるため、PCの自由度や快適さにも及びません。

そういう意味では、両者の悪いとこ取りとも言えてしまいます。

ただし、文字などの入力は秀逸だと思います。小さな端末ですが入力補完や入力予測の機能が優れ、手書きの認識能力も優れ、インタラクティブなサイトでもほとんど手間に感じません。

ATOKのなせる技に感服です。

NINTENDO DSの販売台数が800万台を超えることから、このブラウザを無視できない端末と考える向きも多いようですが、実際にこのブラウザの販売本数はそう多くはならないでしょうし(*)まだまだIT業界に何か影響を与えるようなものにはなりえないと思います。

ただし、こういう動きによって無線LANの環境が整備されていくとすると、それはうれしいことですね。

(*) 任天堂はこのブラウザをある程度リテラシーの高い人向けと位置づけており、オンライン販売で売ることでリテラシーの低い人が買ってしまった後のクレームなどを避けようとしている感があります。
参考サイト
開発陣に聞くニンテンドーDSブラウザーのコンセプト

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.e-3lab.com/mt/mt-tb.cgi/52

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

プロフィール

カレンダー

2011年03月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31